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院長のひとり言 10ページ目

不妊治療と社会背景

不妊治療と社会背景



不妊治療が増えた事には社会背景もありますよね。

今日の国会答弁でも不妊退職、不妊治療での休暇の取り方などに関する質疑がありました。

現実的に仕事をしながらの不妊治療は大変。

職場の理解を得られるかどうかもありますし、周りに知られたくないというプライバシーの問題もある。

政府が取り組んでいるはずの女性の働き方改革、一億総活躍。

構造的な問題である少子高齢化に真正面から挑み、「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、「安心につながる社会保障」の「新・三本の矢」の実現を目的とする「一億総活躍社会」の実現。

時代の流れはあるものの、女性の社会進出、女性の社会的立場が確立していなかった時代には女性は20代前半で結婚し、家庭に入り、特に意識せずとも自然に妊娠し、子育てをするという時代でした。

ところが、現代では女性も仕事を持ち、共働きの家庭も増えています。

現代社会の家族のありかたも多様で、従来の家族制度とは違う価値観が生まれていることが、不妊と関係していると考えられます。

その1つが現代の女性は、母・妻以外の個としての生きかたの選択肢が増えたと言えますよね。

未婚の方でもキャリアを積み重ねら稼ぎも増え、結婚や妊娠が自分の人生の妨げになると考える人も増えてきました。

ところが、40代を目前に控え、自分のこれからの人生を考え直し、本当に結婚しなくていいの?

子どもを産まないの?

という本能的な欲求と向き合い、初めて婚活や妊活を始める人が多くなってきています。

子供を望んでいても産めていないで悩んでいる人も多いですよね。

これは卵子の老化の問題、もっと言えば老化を加速させている劣化の問題が大きいんです。

生活環境の変化から卵子の質を落としてしまっていた為に産みたいと思った時には体が準備不足になっているんです。

また、不妊治療の長期化の背景に一部の医療機関の利益を優先する姿勢があるとも言われています。

不妊治療は医療というより商業的だ”

“安易な体外受精が行われている”

勿論、全てではないですし、全力で不妊と向かい合っている病院もあります。

しかし、高度生殖医療が進化するにつれ、子どもは「授かるもの」から「つくるもの」へと意識は変わっているようにも感じます。

そのため、子どもの誕生をコントロールする→晩婚化というライフイベントの先送りが多く見られるようになりました。

ただし子どもを「つくる」ことは、まだまだ自然には勝らないのが現状ですからね。

女性が女性としての役割を担う為にも自分の身体、卵子と向き合い、授かる体作りを目指してもらいたいと思います。

不妊治療を受ける前にまずは体質を変えるという事を頭に入れておいて下さいね。




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糖質過多と妊娠力低下

糖質過多と妊娠力低下



糖質過多は妊娠力低下を引き起こす引き金になるかも…

女性の不妊原因の4割は排卵障害と言われています。

その中でも排卵障害の多くは多嚢胞性卵巣症候群によるものと言われていますね。

実は糖質過多の人は多嚢胞性卵巣症候群になる可能性が高いから注意して欲しいんです。

月経周期が35日以上、月経が以前は順調だったのに現在は不規則、にきびが多い、やや毛深い、肥満などの自覚症状の出てくる多嚢胞性卵巣症候群。

実際、妊活中の方でも多嚢胞性卵巣って言われている人ってホント多いんです。

この多嚢胞性卵巣症候群、内分泌異常、あるいは糖代謝の異常などが原因だと考えられていて、結果的に卵巣内の男性ホルモンが多くなり発症すると言われています。

どういうことか、膵臓から分泌される血糖値を下げる働きをもつインスリン。

このインスリンの分泌量が増えると男性ホルモンが増加すると言われています。

それによって月経不順や男性的な特徴が表れるのではないかと考えられているんです。

という事は、

妊活をするなら、卵子の質を上げようと思ったなら、過度な糖質制限とはいかないまでも糖質は控えた方が無難ですよね。

実際、太っていた人が痩せると妊娠しやすくなるというのはデータ上では明らかになっています。

女性はパン、パスタ、スイーツからお菓子まで、甘い物に目がないなんて人も多いですよね。

でもそれが元で不妊の状態になったら…

食の改善の項目に、糖質を控える。と言うのも追加して欲しいと思います。

ただし、糖質が不足すると肝臓にも負担がかかるため、毒素の浄化機能が低下する事もあります。

糖質が不足し体のエネルギー源が少なくなると、体は代わりに筋肉を分解してエネルギーとして使うようになりますので、筋肉も減っていきます。

その影響として基礎代謝も下がってしまうんです。

また、摂取するエネルギーも少なくなると体は効率よく脂肪などを体に蓄えようとするので、逆にリバウンドしやすい体にもなりますから、バランスが重要。

なので、妊活を目的としているなら過度な糖質制限はする必要ありません。

単純に間食で糖質を取っているならそれをやめる。

パン、パスタは極力控えるぐらいの考え方でもいいかもしれませんね。

参考にしてもらえると嬉しいです。


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妊活を中医学視点から考える 〜時代のバイオリズム〜

妊活を中医学視点から考える 〜時代のバイオリズム〜



妊活を中医学視点から考える 〜時代のバイオリズム〜

人の体って宇宙と繋がっています。

今回はそんなお話をお伝えしたいなと思います。

すごくスピリチュアルに感じるかもしれしれませんが、これが物理的な法則なんです。

昭和から平成、そして次の時代に。

明るく物を生み出す時代から、心の充足の時代に変わっていっているんです。

これからは陰の時代に入っていくと考えられています。

陰と言うとみなさんはネガティブなイメージがあるかもしれませんが、陰が整うと自分の中に安心だとか自己肯定感や安定感が出てくるんです。

それがぶれない心と身体を創る。

女性が女性として、女性らしく生きる時代。

そもそも生物の本質を考えていくと、雌は子を産み、育てるのが使命。

女性軽視と言われるかもしれませんが、生命の本質を考えて下さい。

何故、雌にだけ子を育み、産むと言う能力があるのか。

進化の過程を見ても雄は劣化していくだけの存在です。

そんな時代において未妊の状態にあるならば、生命の本質として女性らしく生きるって必要な事ですよね。

時代の流れって、宇宙のバイオリズムなんです。

陽と陰の時代は螺旋階段のように回って行くと言われています。

時代が循環しても同じ所には帰らず、そこに次元の差が生じることになる。

陰と陽の時代を交互に通過しながら変わるんです。

陽の時代は国民の自己主張が高まり、価値観が多様化する自由主義的な時代でもあります。

戦後から高度成長期、そしてバブル崩壊から数10年、陰の時代は国家が貧しくなるそこから脱却しようとする考え、心の充足が優先し、分け与え、共存する全体主義的な色彩をおびると言われています。

正に愛の時代。

今まで陽の時代だったわけで、これからは陰の時代、

「正しいと言われてきたことの見直し」
「間違っていると言われていたものの見直し」

が始まるんです。

不妊治療、妊活の考え方も市場主義から脱却して欲しいと思っています。


太陽系が好転してるって話を聞いた事がありますか?

銀河を旅する太陽を取り巻く惑星たちの動きは、まさしく『螺旋』そのものです。

それはDNAの形状などにみえる、まさしく生命の原点とも言える形ですよね。

時代も価値観も、人の体も螺旋状に変わっていく、経絡の流れも螺旋状になっている。

止まる事なく常に時代の変化と共に変わっているんです。

不妊治療が本格化して、最近は停滞していると思われがちですが、また、徐々に本質的な部分に気がつき、その上で進歩していくのかなと感じています。

今日は哲学的内容でしたが、参考になれば嬉しいです。


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自律神経のバランスと妊娠力

自律神経のバランスと妊娠力



自律神経のバランスと妊娠力には関係があるんです。

自律神経系ってよく聞きますよね。

この自律神経って自然治癒力、細胞修復にとって必要不可欠なものです。

細胞修復には脳からの情報伝達という機能が欠かせないんですけど、その情報伝達の1つの手段として自律神経系が関係しているんです。

では、何故、妊活に自律神経を整える事が必要なのか。

少し難しい言葉などもありますが体質改善、卵質の向上を理解する参考になればと思います。

では、お伝えしていきますね。

自律神経系の特徴は臓器を支配することにあります。

その名の通り、無意識下で自律的に働くことで内臓の活動を調整しているんです。

人は自律神経系によって、内臓の状態が適切にコントロールされているので生命を維持することができているんですよ。

この事からも自律神経系は生命維持には欠かすことのできないものということなんです。

で、妊娠に関わってくる女性ホルモンとどのうようにつながってくるのか。

女性ホルモンが正常に機能するためには、視床下部・下垂体・卵巣の3つの機能がバランスよく働いていないといけません。

その女性ホルモンに関係している視床下部は自律神経も支配しているのでこれら2つは大きく影響しているということなんです。

また、女性の生殖器である卵巣と子宮も自律神経、とくに交感神経の役割が強いとされています。

ストレスが強い場合、交感神経の活動は亢進していて、卵巣機能の抑制性調節という機能が働きます。

どう言う事か。

命が危ないと体が感じるような強いストレス、そんなストレス下では卵巣機能を抑制して、生殖機能よりも生命維持を優先する反応になるという事。

卵巣交感神経の過活動は無排卵などの卵巣機能障害の一因となる可能性もあるんです。

また、卵巣や子宮が交感神経支配の臓器というだけでなく、血管には交感神経しか伸びていないとも言われています。

リラックスをする時に優位になる副交感神経は血流を開くイメージがありますが、副交感神経は血管に物理的にはくっついていないんですよ。

その為、血管を狭めて血流を絞るのも血管を開いて血流を増やすのも両方とも交感神経がしているんです。

つまり、女性生殖の十分な機能を果たすためには、交感神経が優位すぎると生命維持が優先され、卵巣の血流が悪くなってしまうという事なんです。

だから交感神経と副交感神経がバランスよく働いてくれる事が不可欠といえるんですね。

多かれ少なかれストレスはあるものです。

けれど、そこを上手くコントロールする事が妊娠力を上げる、自律神経を整えるポイントになるんですよ。

体質改善は何も肉体だけではありません。

気持ち、意識、思考を整える事も大切な体質改善、妊活になりますからね。

ストレスを発散し、溜め込まない生活をして下さいね。


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妊娠するなら痩せすぎにも注意

妊娠するなら痩せすぎにも注意



妊娠するなら痩せすぎにも注意なんです。

女性が子供を産むために必要な機能の一つとしてあるべき生理。

近年、痩せすぎな女性が増えており、妊娠力が低くなっているとも言われています。

その結果、妊娠適齢期である30代なのに閉経してしまったり、無月経になってしまったり、不順になってしまったり、また生理はきているのに無排卵になってしまったりすることもあるんです。

個人個人で適正な体重、体脂肪は違いますが、目安としてどのくらいのレベルになると生理に異常をきたすのか。

標準体重の85%以下ということを一つの基準として考えられています。

また、月経に異常をきたしてしまう要素として体脂肪率が20%以下という条件もあるんです。

これ以下になってしまっているとホルモンの分泌のバランスが悪くなり、正常な生理周期を乱してしまうと考えられています。

この分泌バランスを正常に戻すためにはまず「体重を適正体重まで引き上げてあげる」事が必要。

とはいえ、自分では食事制限など特別しているつもりもないし、無理な運動もしていない方にとっては、どうやって健康的に太れるかということになってきますよね。

できれば体重を増やしたいけど、脂肪では太りたくないし、どうしたらいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。

そもそも、太れない人は胃の消化力が弱く、たくさん食べられない(小食、食べると気持ち悪くなる、肌が荒れる、腹痛・下痢になるなど)事があります。

また、胃腸の吸収力が弱いから、食べても腸が未消化のものはうまく栄養を吸収してくれない。

この2つが原因の事が多いんです。

そのため、まずは腸内環境の整備、食事自体の見直しが必要なんです。

何を、どのぐらい、どの時間帯に、食べているのかを把握しましょう。

腸内環境を整える為には水飲み、ファスティングがおススメですが、太れない人に無理なファスティングは必要ありません。

それよりも発酵物を積極的に食べたり、添加物を入れない習慣付けが大切です。

そして、その上でやるべき事は運動。

運動量を全体的に増やす事で自然とお腹が減る、食事量が増える事が大切なんです。

また、無理に太りやすい特殊なプロテイン、サプリメントを使う必要はありません。

勿論、補助的に使う事はOKですけど、食事自体の見直しをせずに、置き換えをする事はおススメできませんからね。

適切な体重にすることで妊娠率もあがるわけですから、体重を増やす事も卵子の質の向上につながるんですよ。

参考にしてもらえると嬉しいです。







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リセットした時の気持ちの切り替え

リセットした時の気持ちの切り替え



不妊治療を受けているのに…
妊活をしっかりやっているはずなのに…
体質改善をしているはずなのに…

リセットしてしまう。

結果は2つに1つだから覚悟はしているけど、やはりショックだし、これからの事を考えて漠然とした不安がどうしても顔を出してしまう。

見えない体の中でのこと、今回いい線まで行っていたとしても、リセットすることで0か100になってしまうような。

妊娠する状態が数字化していて、99まで行ってるよと教えてくれるならどんなに楽か。

先を見つつも、やはりリセットした時は複雑な気持ちにどう向き合っていけばいいのか、分からなくなりますよね。

リセット時って本当にショックで心も乱れるし、やる気が起きなくなります。

ここで考えてもらいたいのが自分は何の為に生まれてきたのか。

天命は?

これって人生の理念だったり、目的だったりするんです。

そもそも天命というのはどういうものかというと、天から与えられた命令・使命。

つまり人生を通してやり遂げるべきことです。

ただし、運命や宿命という言葉が悲運な意味を持つのとは違い、天命に生きることは幸福であり、成功であるとされます。

人生のゴールを妊娠にしていませんか?

妊娠、出産はゴールではなく、通過点です。

不妊治療を長く受けていると、どうしても妊娠をゴールとして捉えがち。

しかし、人生の目的、天命って抽象的に言えば幸せになる事ですよね。

妊活するのにマインドセットまで利用するには理由があるんです。

天命、理念、目的を理解する事って細胞レベルで体質改善をする為には必要なんですよ。

理念、潜在意識、自律神経、内分泌、細胞、脳、卵子これらは全て繋がっています。

これらは全て1つの卵子から分裂して構成されているものですよね。

だから全てがその人を作っている構成要素なんです。

妊活をしっかりと進める為には思いの強さ、深さが潜在意識から必要となってきます。

心と思考に潜在的にブロックがあると、行動が継続できません。

落ち込んだり、悩んだり、立ち止まってしまったり。

リセットした時だからこそ、ウチなる自分と向き合う、心と思考のブロック解放が必要なんです。

先ずは今の気持ちを紙に書き殴って下さい。

誰に見せるものでもありません。

素直な気持ち、汚い気持ち、誰かに嫉妬や妬み、恐れや不安、全て吐き出しましょう。

吐き出したら、そもそも自分の人生の目的って何かを考えてみて下さい。

幸せになる、家族に見守られて死ぬ、子供だけでなく、孫と一緒に過ごしたい。

なんでもいいです。

そうしたら次にやる事は今、自分が出来ることは?

自分でできること、相手がいないとできないこと。

細かく分けて考えてみて下さい。

頭がクリアになったら妊活の為の行動計画を作りましょう。

妊活実践講座ではこのようなワークをやっていきます。

妊活だけでなく、人生の行動が変わると思いますよ。

参考にしてみて下さいね。


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貯卵に弊害は?

貯卵に弊害は?



年齢が行けばいくほど採卵のチャンスがあるうちに、なるべく卵を採りたい、貯めておきたいと思いますよね。

体内に残っている卵巣が動かなくなるのが先か、気力体力財力が尽き果てるのが先か。

実際、妊活をしている期間も年齢は重ねているので凍結胚が残っていることが、ある意味精神的な支えになっているのも事実ですよね。

けれど、完全自然周期での採卵以外、採卵をする時ってどうしても薬を使ってしまうんです。

ホルモン剤を使っての採卵では次の周期、次の次の周期の卵の質は落ちてしまう事が多いとも言えるんです。

薬を使用して連続貯卵をしていると薬の影響をもろに受けるという事です。

という事は毎度お伝えしているように1つ1つの卵子の質は落ちてしまうという事。

薬を使うなら連続での採卵はあまりオススメできません。

薬を使っての採卵をしたなら、その後できれば3周期はしっかり体を戻す為に体質改善に取り組んで欲しい。

そこで、体質改善が進めば次の採卵の際にも多少のホルモン剤を使っていたとしても耐えられる卵の質に持っていけるからなんです。

また、AMHはあくまでも今の体からしたらという予測の値だったりします。

体を変える事、根本を見直す事が遠回りに見えて確実な妊活なんです。

妊活は

・焦らない
・急がない
・無茶しない

結局は、それらが一番の近道になんです。

妊活の本質は体質改善なわけだから、その主人公は体になるんです。


参考にしてもらえると嬉しいです。






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不妊ではなく未妊

不妊ではなく未妊



中医学では健康である状態と病気の状態との間には病気にはなっていないが健康ではない状態、病気ではないが病気に向かっている状態などの微妙な状態があり、このような状態を未病と表現しています。

今日のお話はこの考え方をふまえてなんですが、一般的な不妊症の定義とは。

生殖年齢の男女が妊娠を希望し、ある一定期間、避妊することなく通常の性交を継続的に行っているにもかかわらず、妊娠の成立をみない場合を不妊という。

その一定期間については1年というのが一般的である。

と言う事になっています。

けれど、不妊って言葉を考えるとしっくりこないんです。

だって妊娠が、不可能って表しているんですよ!?

だから中医学的観点から、不妊ではなく妊娠できる準備が整っていないだけの未妊と考えていきます。

未妊とは妊娠にまだ至っていないだけで準備中という意味として捉えているんです。

未妊はまた、妊娠できないという否定的な意味を含んだ「不妊」ではなく、まだ準備段階であるという前向きな言葉で、妊活を表した言葉とも言えますね。

未妊になっている方の多くが本能とも呼べる妊娠出産の機能を狂わせてしまうような生活習慣や食習慣を当たり前のようにしてしまっていた。

その結果、卵子の質を落としてしまい、妊娠準備ができていない体の状態になってしまっているんです。

生理不順や卵管閉塞、ホルモン機能の低下など様々な不妊の原因と言われるものも、妊娠する体の準備が整っていない状態であり、未妊の状態といえるわけです。

だから、不妊症と言われる人たちの多くは妊娠の準備が出来ていない体、心の状態、未妊としてお話をしています。

未妊の場合の対処は「妊娠しやすいカラダ作り」だと言えます。

妊娠できる状態にするため準備を整えていく事に尽きるんです。

例えば私は、はり師、きゅう師ですから、鍼灸を使って妊娠しやすいカラダ作り、体内環境を整える事をしています。

調子を崩している症状がある場合、例えば生理不順や生理痛、PMSなどから冷えや貧血、肩こり腰痛、ストレスに至るまで鍼灸での治療対象になるんです。

調子を崩している症状がなくとも妊娠しやすくしていくために、卵巣や卵子や質を上げていく事を効率よくするために中医学の知識をもとにアドバイスしていきます。

しかし、鍼灸を受けていれば妊娠するわけではありません。

不妊治療やサプリメントも同じだと思います。

ただ不妊治療を受けている、サプリメントを飲んでいるだけでは妊娠には至りません。

ベースとなる生活習慣、赤ちゃんを迎え入れる考え方が変わらなければ妊娠準備が整っていないと言うことになります。

その為に妊活の為の思考、行動を妊活コンサルタントとして妊活講座を通してお伝えしているんです。

体と心は一心同体。

両面からサポートする認定講師を是非訪ねてみてくださいね。




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妊活の食事

妊活の食事



妊活の行動、卵子の質の改善の三本柱は運動、食事、睡眠。

これは常にお伝えしている事ですよね。

いくら高度生殖補助医療を受けていても妊娠率は20%程。

日本の体外受精の実施数は世界一、けれど妊娠率は先進国では最低なんです。

とは言え、高度生殖補助医療を否定はしていません。

必要の人にはとっては必要であり、助けになるものですからね。

けれど、自身の体を改善する事をしていないのに、不妊症と思って不妊治療をスタートする事がオススメできないんです。

そもそも90年前の妊娠率は今よりもっと高く、40歳以上の妊娠率は3倍〜5倍程です。

実は高度成長期以降に妊娠率が下がってきたという事がわかっています。

では高度成長期以降に何が起きたのか。

これは食の変化が一番なんです。

妊娠に必要な栄養素が足りません。

最近、CMでも耳にするフレーズですよね。

じゃあ、足りない栄養素なら効率的に取れるサプリメントがいいの?って思いますよね。

最近はミトコンドリアを活性化させるサプリメント、妊娠にいいと言われる葉酸サプリなども世に出回ってきています。

けれど、栄養素って1つのものを突出させない事が絶対条件なんです。

細胞が壊れた時に修復する為には酵素、ホルモン、栄養素と様々な物質が動員されています。

栄養素は偏ると偏った部分を修復する為に余分にエネルギーを使うようになっています。

その為の偏った栄養や添加物の一番の被害者が卵子なんです。

卵細胞は最初にダメージを受けるんですよ。

そして、修復順位は最後…

人間の体には細胞修復の優先順位があり、必要な栄養素は一番重要な所から届くんです。

胃や腸が優先順位が高いと言えますね。

生命維持が一番ですからね。

精神的にも肉体的にもストレスが多いと胃に負担が来ますよね。

実はこの時は体に小さな炎症を起こしているとも言われています。

また、添加物入りの食事をとっていたら?

コンビニ弁当、コンビニでパンやおにぎりを買って食べている、ファーストフードでランチ、体に悪いに決まっていますよね。

体に悪いとわかっているのに卵子に悪いという発想まではいかない人が多い。

極端に言えば、生殖細胞はなくても生きていけるわけで、そのような状態の遺伝子は次世代に残したくないという生命の本質なんです。

結論を言えば、何を取るかではなく、何を取らないか。

〇〇にいい食品。

〇〇に効く。

そんなピンポイントなものはないんですよね。

そこを意識した食生活の改善をしてもらいたいと思います。

その上でバランス良く食べて下さいね。

参考にしてもらえると嬉しいです。


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妊活を中医学的視点から考える 〜氣血水からみたPMS〜

妊活を中医学的視点から考える 〜氣血水からみたPMS〜



不妊症に関わらず、女性であればケアしておきたいのがPMS。

月経が始まるとそれらが消失してしまうのが特徴ですね。

頭痛肩こり、手足のむくみ、乳房の張り、むくみやだるさ、便秘や下痢などの身体症状。

イライラ感や気分の落ち込みなど精神症状が現れることもあります。

意外と気付いてないだけで6割近くの女性に症状が見られるとも言われているんです。

しかし、個人差が大きく、自覚していない人も多い為に西洋医学では原因が解明されておらず、しばしば治療に苦慮します。
けれど、そのままにしておいてはいけないのがホルモンバランスの乱れが関係してくるから。

未妊の方であれば妊娠しやすい体作りの為にも早めに対処していって欲しいんです。

では東洋医学ではどのようにこのPMSを診ていくのか。

これは月経周期によってー卵巣から分泌されるホルモンの変化、体質やそのときどきの体調、季節などに原因にあると考えていきます。

中国の古典「傷寒論(しょうかんろん)」というものにも、「普通の状態ではない状況が、月経が始まるともに元に戻る」と書かれているんですよ。

このことからもPMSは古来より存在していて、多くの女性を悩ませていた事が推測できますよね。

東洋医学的に人体を診ていくのに重要になってくるのが氣血水と経絡、五臓のバランスです。

今回は氣血水の異常からPMSを診ていきたいと思います。

氣・血・水が整った状態では人の体は正常に機能していて健康であると言えます。

まずは氣の異常。

氣の病、特に氣逆、氣滞は精神面に非常に多く影響しています。

氣が逆転してしまうと、急に顔や頭がのぼせる、またはほてる、動機がする、イライラするといった症状がでてきます。

一方、氣が停滞してしまう事ではイライラする、情緒不安定、寝つきが悪いといった症状がでてきます。

次に血の異常。

子宮内膜や骨盤内の血液循環が変化する血の異常は瘀血や血虚などが代表的。

血の停滞である瘀血は血液循環が滞っている状態であり、頭痛肩こり、腹部膨満感といって症状を引き起こします。

月経(血)の流れによって、しっかりと瘀血が体外に排泄され、滞りが解消される事で、瘀血に関連した様々な症状が緩和されると言うわけです。

女性は月に1度、体をデトックスできるって事ですね。

最後に水の異常。

月経の2週間前ごろからのホルモン量の変化によって体内に水分を貯留させる水滞、水毒とも言われています。

水毒とは水分のアンバランスが起こっていることを指します。

症状としてはむくみやめまい、吐き気などが生じます。

これら氣血水のバランスが崩れることから、多彩な症状を呈する事により起こった病態と捉えていきます。

その為、症状から氣血水の何処が乱れているかを診ていき、治療を選択していくのが中医学的な治療となります。

古来より鍼灸は女性疾患にかなり有効と言われています。

勿論、月経前症候群(PMS)のような症状にも鍼灸は非常に有効なんです。



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